2組のバトンを受け、満を持してキュウソネコカミが登場!メンバーに担がれ、神々しさすら感じさせる姿で登場したVo/G.ヤマサキに会場が沸き立つ中、「MEGA SHAKE IT!」でライブがスタート! 立て続けに放たれたのは「ファントムヴァイブレーション」、「サギグラファー」。「一緒に歌えるか!」と煽り、がなるヤマサキ。それに対してオーディエンスは、歌い、踊る姿をステージに見せ返す。この日、最高の盛り上がりを見せたのは「DQNなりたい、40代で死にたい」。「ヤーンキー、こーわいー」のコール&レスポンスを繰り返しながらクラウドサーフするヤマサキが、映画「君の名は。」のセリフを絶叫…(!)。さらにRADWIMPSの「前前前世」のイントロを演奏し出すメンバー(!!)。「俺たちはやりたいことをやるバンドだー!」というヤマサキの叫びに、笑いやら叫びやら、いろんな感情が混ざった声が重なる。ああ、これがキュウソだ。これでこそキュウソのライブだ。会場にいるすべての人のパワーゲージを0にさせるつもりか、アンコールでもスピードを緩めず「KMDT25」、「ハッピーポンコツ」を披露。そして、Key/Voのヨコタが「終わりたくない!」と口にするほどの余韻を残してこの日のBowlineは終了。会場に満ちたのは、観客、そして2組のバンドからキュウソネコカミへ向けられた愛。しかし彼らはこの状況に甘んじることなく世間に噛みつき中指を立て、もがいて上を目指す。そして、いつだって聴く人たちを踊らせてくれるだろう。
Text : 及川恵子 Photo : Viola Kam[V'z Twinkle Photography]